ランドクルーザーと共に
お陰様でKOCは35周年を迎えようとしています。皆様の御贔屓の賜物と感謝しております。
4×4TRIALの世界から離れて、トヨタランドクルーザーに商材の軸足を移し、早や、30年の時間が経ちました。
東京有明の展示場で、ランドクルーザー80のエアロスタイルコンセプトカーを展示発表して以来、エアロパーツ、4WD用ロープロファイルタイヤの提案、OHLINSダンパーの必要性、bremboブレーキシステムと、多くのコンセプトを具現化してまいりました。
何社ものメディアにとりあげていただき今日のKOCの礎を培っていただいた点に敬意と感謝を表します。
ランドクルーザーであり続ける事
ヘビーデューティー4WDのジャンルに於いて、世界中でもはやランドクルーザーに競合出来る車種はない。
2017年現在世界中のメーカーはこぞってSUVのラインナップに力を注いでいる。
ロールスロイスまでもが、ターマックを外れてラフロードの走破性を商品力に盛り込もうとする。
欧米の4WD迄もが、そのSUVブームに従って、プレミアムSUV化する中、ランドクルーザーはワークホースとしての堅牢性と走破性を失う事なく、かたくなに4WDとして存在し続ける。開発者自らが、世界各地におもむき、販売店、エンドユーザーの意見、要望に耳を傾けて来た成果だと思われる。
脈々と続くランクルイズムを守り、伝え、実践する姿は決してユーザーを裏切らない。
ランクルのディーゼルエンジン
ランドクルーザーの心臓(エンジン)として、2種類のエンジンが選ばれ続けて来ました。
ランクル誕生の初期は、ガソリンエンジンのみでしたが昭和50年代から経済性を謳い文句にB型と呼ばれるディーゼルエンジンが搭載されました。
以降、H型、HZ型、HD型、VD型へと発展します。現行モデルの主役は、V型8気筒4500CCでコモンレールシステムの1VD型となります。
ランクル70系、200系それぞれに、その卓越したトルクが最大の魅力です。
デメリットはノイズだと思いますが、旧来のディーゼルエンジン(B、H、HZ、HD)比較すれば10分の1程度のノイズと言えるでしょう。